事務職

保育士から転職 事務職へ


保育士から事務職に転職したい

事務職は女性から非常に人気のある職業です。保育士を辞めて事務職に転職したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

保育士と事務職って、正反対とまではいきませんがかなり性質の異なる仕事ですよね。子供と向き合う仕事と、デスクワーク中心の仕事。体力的に楽なのは断然事務員です。

また勤務時間も異なりますね。保育士は早番・遅番があって帰りも残業で遅くなることがしょっちゅうですが、事務職は定時が大体9時~18時で残業もほぼありません。

給料はどちらも高いとは言えないのであまり大きな差はありませんが、事務職の場合は勤務先に様々な企業があるので、大企業に勤めることができれば給料はそれなりにもらえるし福利厚生も充実しています。

保育士の仕事を辞めて事務職に転職したいと考える方の多くは、

  • 保育士と全然関係ない仕事がしたい
  • 保育士より楽に働ける仕事がしたい
  • 保育士より待遇の良い仕事がしたい

といった理由から事務職を選んだのではないでしょうか。

一般事務の仕事内容

保育士からすると全くの畑違いの仕事である事務職ですが、事務職とはどんな仕事なのかきちんと理解していますか?

事務職には様々な種類があります。一般事務をはじめ、医療事務、経理事務、人事事務、営業事務、貿易事務など。これらはデスクワークという点は共通していますが、業務の内容は結構違います。

おそらく多くの人が想像する事務職というのは、一般事務のことではないでしょうか。確かに一般的に「事務」と言えばこの一般事務を指すことが多いですね。

一般事務の仕事内容には、

電話応対・来客応対・データ入力、伝票整理、文書作成、資料作成、郵便物の管理、備品管理

などがあります。

他にも細かい業務がたくさんあって、コピーを頼まれたり、会議の準備をしたり、事務所内の整理整頓の作業を任されたりもします。雑務を頼まれることも多く、会社によっては総務のような「何でも屋」的な立ち位置となっていることもあります。

またデスクワークのみと思われがちですが、勤め先によっては簡単な軽作業を行うこともあります。業務内容は会社によって結構違うということですね。

ただ基本的には大企業ほど役割分担がしっかりしているので、事務作業以外の仕事は少ないです。中小企業の方が色々な業務を任されることが多いです。

保育士にはない事務職のメリット

保育士から事務職に転職したいと希望する方の多くは、やりがいを求めて事務の仕事に就きたいというよりは、

  • 土日休みの完全週休二日制
  • 残業が無い
  • 仕事が楽そう

といった点に魅力を感じているからではないでしょうか。

最近は休日保育や夜間保育を行う保育園も増えていますから、土日も出勤だったり夜遅くまで働いている保育士さんも多いと思います。それに行事前などは準備作業で遅くまで残業したり、自宅持ち帰りで仕事をすることもありますよね。

事務職はなら土日休みでカレンダー通りに働ける職場が大半です。それに忙しい時期を除いて残業はほぼ無く定時に帰れるし、自宅持ち帰りの作業なんてものもまずありません。これは保育士にとっては非常に魅力的ですよね。

毎日同じ時間、しかも早い時間に帰れるなら、仕事の後に習い事をすることだってできます。友達や彼氏と会う約束をしていたのに仕事が終わらなくてドタキャンするなんてこともなくなるでしょう。

また、体力的なメリットも大きいですね。保育士は子供を抱っこしたり走り回ったりと非常にハードな仕事です。若くして腰痛やヘルニアで悩む方も多いです。

事務職なら基本的に座りっぱなしなので体力的にすごく楽です。だから仕事帰りに遊びに行くことも全然苦ではないし、帰宅したらもうヘトヘト…なんてこともないです。

保育士に限らず、異業種から事務職に転職する人には前職で体を壊したからこの仕事を選んだという人が結構多いですね。事務なら立ち仕事が難しい人、重労働が無理な人でも働くことができます。

保育士から事務職に転職する際に気を付けたいこと

しかし、事務職もメリットばかりではありません。実際に保育士から事務職を目指す前に、事務職に転職する際に気を付けたいポイントもチェックしておきましょう。

まずは先ほど挙げた事務職で働くメリットについてです。「事務職は土日休みで働けて体力的にも楽」という話をしましたが、必ずしもそうとは限りません。

一般事務職の勤務先はあらゆる業界、あらゆる企業にあります。そして事務員の休日は会社の休日に影響されます。つまり、勤め先の会社が土日休みじゃないならそこで働く事務員も土日休みではなくなります。

例えばスーパーやホームセンターなど土日も営業しているお店で働く事務員なら、他の従業員と同じく当然のように土日も出勤となります。また平日に定休日がある会社の場合、平日1日と日曜日が休みというパターンもあります。

このように場合によっては事務員でもシフト制の平日休みで働く事もあるので、事務職だからといって土日休みだと思い込まず、必ず事前に確認しましょう。

次に、給料に関しても注意が必要です。保育士の退職理由として給料の安さを挙げる人が非常に多いですが、もし給料への不満が理由の転職なのであれば、転職先として事務職は適切とは言えないかもしれません。

事務職の平均年収は300万円ちょっとなので、保育士とあまり変わりません。就職先によっては保育士時代よりダウンする可能性も十分にありえます。

「給料が下がってもいいからもう保育士の仕はしたくない!」ということであればいいのですが、年収アップが目的なのであれば違う仕事を探した方が無難かもしれません。

あとは事務職では基本的なPCスキルが必要になってくるという問題もあります。事務職への転職においてこの点を最も懸念している保育士さんも多いかもしれませんね。

保育士の職場ではパソコンを使う機会があまりありません。お便り等も手書きで作成している保育園が多いので、ワードやエクセルが全然使えないという保育士さんも少なくないと思います。

事務職で働きたいなら最低限WordやExcelは使えないと厳しいです。ですから全く使った事がないという方は、転職前に独学なりスクールに通うなりして習得する必要が出てくるでしょう。

とはいえ今は中学校でもWordやExcelを習う時代ですから、学校でパソコンの授業があった世代なら基本操作くらいはできるのではないでしょうか。それに、全く使った事がない人でも初級レベルであれば習得するまでそう時間はかからないと思います。

そして保育士から事務職に転職するにあたって最も考えていただきたいのが、やりがいについてです。

保育士の仕事ってすごく大変ですけど、その分やりがいも大きいですよね。子供の成長を見守ることができるし、子供好きな方にとっては毎日子供と接するだけでも楽しいはずです。

もちろん事務の仕事もやりがいはあるのですが、保育士に比べると地味に感じられるかもしれません。それに仕事内容もルーティーンワークなので、毎日たくさんの園児と関わって色んな事が起こる保育士の仕事に比べると刺激は少ないです。

そのため保育士から事務に転職すると、楽ではあるもののやりがいがない、つまらないと感じる人も少なくないのです。

保育士の仕事自体は大好きだったけど色んな事情があって転職することに決めたという保育士さんは多いでしょうから、その場合は事務の仕事に慣れるまで辛い思いをするかもしれません。

ただ事務職は裏方の仕事ではありますが、縁の下の力持ちといった感じで居ないと困る、みんなから頼りにされる存在ですから、そういった所で保育士とはまた違った魅力があります。

それにパソコンに向かってひたすらデータ入力するのが案外楽しいと感じたり、空き時間に事務所の人達とおしゃべりしたりお菓子を食べてのほほんと過ごすのが自分に合っていると感じることもあるでしょう。

そして事務職はプライベート重視で働くのに最適な仕事なので、いっそのこと仕事のやりがいを求めるよりプライベートを充実させる方に力を入れるといった考え方もできますよね。

保育士不足の状態はこの先も続きそうですから、事務職に転職した後に合わなかったらまた保育士に逆戻りするという事もできると思います。

他の仕事をやってみることで保育士の魅力を再確認できることもありますから、保育士しかしたことがないなら一度他の仕事をしてみるのも良い経験になると思いますよ。

保育士から事務職に転職する方法

保育士から事務職に転職する場合、過去に事務職の経験がないなら未経験での転職となりますね。

未経験OKの正社員求人というのは数が多くないので、探し方によってはなかなか見つかりません。見つけるには未経験求人が多く集まるところで探す必要があります。

20代の方であれば若年者向けの就職支援サービスが利用できるので、そちらの利用がおすすめです。

これらは20代の第二新卒・既卒・フリーター向けの就職支援サービスで、未経験可の正社員求人ばかりを取り扱っています。

未経験でもいいから若い人材を育てていきたい、職歴よりもやる気や人柄を重視したいといった企業が集まっているので、保育士経験しかない保育士さんの転職の際にぜひ活用していただきたいサービスです。

登録すれば求人紹介だけでなく面接対策などのサポートも受けられるのですが、すべて無料で利用できます。正社員就職を目指す方はぜひチェックしてみてください。

ただ、事務職は女性から非常に高い人気がありますから、希望者がとても多くどうしても倍率は高くなってしまいます。それに最近は事務職の正社員求人自体が少なくなってきていて、派遣など非正規雇用の求人の方が多くなっています。

そのためもしなかなか思うように正社員就職が決まらない場合には、派遣で探してみた方がいいかもしれません。

給料自体は派遣でも結構もらえるので正社員とそこまで大きな差はありませんし、色々な職場を経験できるというメリットもあります。

それに全くの事務未経験から正社員求人を探すよりは派遣で事務経験を積んでから就活した方が成功しやすい場合もありますから、そういう選択肢もありだと思います。

派遣で働くならまずは派遣会社に登録しましょう。

  • テンプスタッフ
  • リクルートスタッフィング
  • ヒューマンリソシア

はいずれも大手で求人数が多いですし、人気の事務職も豊富に扱っています。正社員を狙える紹介予定派遣のお仕事も見つかりますよ。

1社だけじゃなくて複数に登録して同時進行してもOKですから、事務の派遣求人を探す際はこれらの派遣会社を利用してみてくださいね。