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保育士の繁忙期を避けて退職


仕事を辞めるタイミングと繁忙期

仕事を退職する際はなるべく会社に迷惑が掛けたくないという理由から、繁忙期を避ける人が多いです。

忙しい時期に辞められると同僚にも迷惑が掛かってしまいますよね。その人の穴埋めのために休日出勤を強いられたり、一人当たりの仕事量が増えて残業も多くなるかもしれません。

ですから、退職しようと思ったらまず繁忙期を避けた上で「○月頃に辞めよう」と希望退職時期を設定して、それに合わせて数ヶ月前から行動に移し始めるのが一般的な転職活動の流れだと思います。

ただ繁忙期というのは仕事によって時期も長さも異なります。販売職だと大型連休(GW・SW・お盆・年末年始)が繁忙期となり、内科医ならインフルエンザの流行る1月~2月あたりが特に忙しくなりますね。

ということは当然、閑散期も仕事によって変わってきますよね。つまり、転職にベストな時期というのは業種・職種によって異なるんです。

では、保育士の繁忙期、そして転職に最適な時期とはいつなのでしょうか。

保育士の繁忙期はいつ?

保育士の仕事ははっきり言って年中繁忙期のような状態ではありますが、強いて言うなら年度末・年度始め秋頃でしょうか。

3月~4月の年度切り替えの時期は卒園・入園・クラス替えがあるので、事務作業などで非常に忙しくなります。新年度が始まるまでは多忙な日々が続きます。

また秋~冬にかけては、

  • 運動会
  • 遠足
  • ハロウィン
  • お遊戯会
  • クリスマス会

など行事・イベントが多くなる時期です。

地域によって開催時期が異なるものもありますが、大体9月~12月頃にこれらの行事を行う園が多いです。

運動会やお遊戯会など大きなイベントでは、事前準備にも時間がかかります。そのため保育園では年間を通して様々な行事が行われますが、大きな行事が重なるこの時期は特に忙しくなりますね。

保育士退職に最適な時期は?

保育園の繁忙期が3月~4月・9月~12月なら、通例通り繁忙期を避けて退職時期を決めるとしたら5月~8月、1月~2月あたりが最適となりますよね。

しかし、実は「退職するなら繁忙期以外の時期が最適」という説は、保育園で働く保育士には当てはまりません。

先ほど挙げた5月~8月、1月~2月に辞めるとしたら、年度途中で退職する事になります。ですが年度途中で辞めるというのは、保育士にとってタブーとも言えるほど避けたい事とされているんです。

担任になれば1年間そのクラスを担当することになりますが、年度途中で退職すれば途中で別の先生にクラス担任を代わってもらわなくてはいけません。

自分が幼稚園や小学校に通っていた時の事を思い出してもらうと分かると思いますが、年度の途中で担任の先生が代わることってそうそうないですよね。保育園も同じで、通常は途中で担任の先生が代わることはありません。

ですから年度途中で退職すれば、通常はしないクラス担任の変更をさせてしまうんです。

途中で担任の先生が代わってしまうと、子供はせっかく懐いていた先生が急にいなくなって寂しくなりますし、新しい先生に慣れるまで大きなストレスを感じる子もいるでしょう。

そして保護者もまた新しい担任の先生と一から信頼関係を築かなくてはいけなくなるし、途中で辞めた先生に対しては責任放棄したと感じてしまうかもしれません。

ですから、よっぽどの事がない限り退職するなら年度末というのが、保育園で働く保育士の間では常識となっています。

つまり、保育士のベストな退職時期は年度末(3月)という事ですね。

通常は夏~秋くらい、遅くとも年明けまでには園長と今後についての話を聞かれたり面談の場を設けられるので、退職するならその際に退職の意向を伝えるのが一般的な流れとなります。

年度途中での退職も出来なくはない

保育士の退職は年度末がベストと言いましたが、どうしても年度途中で辞めたくなる時もあると思います。

年度途中で辞めることは出来ないと思っている保育士さんもいるかもしれませんが、事情があるなら年度途中で辞めることもできます。

ただし先ほど言った通り、特に担任を受け持っている場合は途中で担任が代わってしまうこと、また急きょ代わりの人材を募集しなくてはいけなくなるなど、園児・保護者や園に多大な迷惑が掛かってしまうことは間違いありません。

そのためできるなら避けた方がいいし、辞めたいと申し出た際にも園長から引き止めに合う確率は高いです。

とはいっても精神的にもう限界という場合はこれ以上続けるのは難しいと思いますし、妊娠が理由だとしたら赤ちゃんの安全が第一です。迷惑が掛かることは覚悟の上で、強い意志を持って退職の意思を伝えましょう。

年度途中で辞めるとしたら、辞めたいと伝えるのは早ければ早い方がいいです。その方が引き継ぎも余裕を持ってできますし、新しい人を募集・採用するまでの時間も確保できますから、園側としては2ヶ月~3ヶ月前に言ってもらえると助かります。

とはいえ、あまり早く言いすぎても退職日までの期間気まずい…という問題もありますよね。もうちょっとギリギリになってから言いたいという気持ちも分かります。

しかしその場合でも1ヶ月前には言うようにしましょう。それ以上後になってしまうとかなり迷惑が掛かってしまうと思います。

保育園から引き止められても辞めたいなら退職しよう

どこの園も人手不足となっている今は、年度末でも年度途中でも退職するというだけで園に迷惑が掛かってしまうというのは多少なりともあると思います。

ですから辞めると言ったら引き止められることも多いし、周りの同僚達には嫌な顔をされてしまうこともあるかもしれません。

しかしそんな事を気にしていては、いつまで経っても退職なんて出来ませんよ。

もしあなたが引き止めに合って退職を思いとどまった後で、別の先生があっさり結婚退職してしまうかもしれません。それでも「私は園を想って残ることにしたのにあの人はなんて無責任なの!?」なんて責めることはできません。

辞める辞めないを決めるのは自分自身です。本当に辞めたいと思っているなら、周りの意見に流されず自分のために勇気を持って決断しましょう。

10年経ってから「あー異業種するならもっと若いうちにしとけばよかった…あの時引き止めに負けず退職しとけばなぁ」なんて言ってもそれはただの言い訳にしかなりません。保育園の責任ではありませんよ。